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- 2021年6月1日
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日本の音楽ポップ史に服部良一を描く、evening cinema原田夏樹による大阪音楽大学での特別講義「日本ポップス概史、試論」

更新日：2022年3月6日

evening cinema原田夏樹が、大阪音楽大学（所在地：大阪府豊中市、学長：本山秀毅）で特別講義を行いました。

特別講義のテーマは「日本ポップス概史、試論」

YMOや山下達郎といった「シティポップ」、はっぴいえんどなどの「日本語ロック」を起点に、洋楽と和の感情をミックスした服部良一作曲の「ジャズ歌謡」「ブギ」、さらに淡谷のり子の「ブルース」まで遡り、その後に続くJ-POPのルーツとなる試論を解説しました。

　さらに、「温故知新」を持ち合わせる原田は先達の創作の歴史を学び敬意をもって楽曲制作に取り組むevening cinemaの楽曲を紹介。受講していただいた学生さんや教員さんに対し、研究を重要視した音楽創作の大切さを講義させていただきました。

　原田が所属するバンド「evening cinema」は、2021年7月25日（日）に大阪・心斎橋のライブハウスで開催する「大阪音楽大学 presents DAION MUSIC TECH 2021」に出演しました。共演はcinnamons、夜韻-Yoin- ほか。

特別講義中に使用した【楽曲リスト】

#1 君は天然色(大滝詠一) 作詞:松本隆 / 作曲:大瀧詠一

#2 真夜中のドア〜Stay With Me(松原みき) 作詞:三浦徳子 / 作曲:林哲司

#3 有楽町で逢いましょう (フランク永井) 作詞:佐伯孝夫 / 作曲:吉田正

#4 長崎は今日も雨だった(内山田洋とクールファイブ) 作詞:永田貴子 / 作曲:彩木雅夫

#5 港町ブルース(森進一) 作詞:深津武士 / 作曲:猪俣公章

#6 涙のアベニュー (サザンオールスターズ) 作詞作曲: 桑田佳祐

#7 YOKOHAMA HONKY TONK BLUES (松田優作) 作詞:藤竜也 / 作曲:エディ藩

#8 別れのブルース (淡谷のり子) 作詞:藤浦洸 / 作曲:服部良一

#9 雨のブルース(淡谷のり子) 作詞: 野川香文 / 作曲:服部良一

#10 山寺の和尚さん(コロムビア・ナカノ・リズムボーイズ) 作詞:久保田宵二 / 作曲:服部良一

#11 Tiger Rag (The Mills Brothers) Composed by Nick LaRocca, Eddie Edwards), Henry Ragas, Tony Sbarbaro,and Larry Shields

#12 蘇州夜曲 (李香蘭) 作詞: 西條八十 / 作曲:服部良一

#13 ラッパと娘 (笠置シヅ子) 作詞作曲:服部良一

#14 東京ブギウギ(笠置シヅ子) 作詞:鈴木勝 / 作曲:服部良一

#15 買物ブギー (笠置シヅ子) 作詞:村雨まさを / 作曲:服部良一

#16 青い山脈 (藤山一郎) 作詞:西條八十 / 作曲:服部良一

#17 銀座カンカン娘 (高峰秀子) 作詞:佐伯孝夫 / 作曲:服部良一

●おまけ

#18 カチューシャの唄 (松井須磨子) 作詞:島村抱月・相馬御風 / 作曲:中山晋平

#19 酒は涙か溜息か(藤山一郎) 作詞:高橋掬太郎 / 作曲:古賀政男

#20 君恋し(二村定一) 作詞:時雨音羽 / 作曲:佐々紅華 ※二村定一は日本最初のジャズシンガー。戦後フランク永井がリバイバルヒットさせた。

#20 ダーリン(桑田佳祐) 作詞作曲:桑田佳祐

■大阪音楽大学ミュージックビジネス専攻開設記念イベント 「DAION MUSIC TECH 2021」（ダイオンミュージックテック 2021） 無料招待制（MB専攻公式LINE登録者が対象） ※詳細は特設サイト（https://www.daion.ac.jp/mb/oc/dmt2021）にて案内日時：2021年7月25日（日）16時開演会場：心斎橋JANUS 出演：cinnnamons、evening cinema、夜韻-Yoin- 他主催：大阪音楽大学企画：大阪音楽大学ミュージックビジネス専攻制作：Brush Music 協力：Gridge、ユニバーサルミュージックグループ、nana、FAVER 技術協力：ソフトバンク（株）